0. ハングルの部品の組み立て方 ≪現在のページ
お待たせしました。いよいよ本題に入ります。まず、ハングルがどのような部品から成り立っているのかを説明したいと思います。ハングルは平仮名や片仮名のようなものだと何度も言いましたが、似ているのは一文字につき一音節という点です。また、ローマ字みたいなところもあります。一文字一文字がそれぞれ子音を表す記号と母音を表す記号の組合せで成り立っているのです。そして、その記号の配置の方法は大まかに分けて3通りあります。下に示したように、左から順に母音が縦型のとき、横型のとき、横+縦型のとき、の3つです。また子音の形によって配置が変わることはありません。
配置
(例)
母音は一箇所だけなので特に問題はないと思いますが、子音の入る位置は上と下、2箇所ありますね。日本語の場合は「あ」(a)、「か」(ka)、「さ」(sa)のように「ん」を除けば常に母音で終わります。しかし、韓国語は英語のように子音で終わることがあるのです。
例えば韓国人でキムさんという人がよくいますが「キム」をアルファベット表記すると、「Kim」(一音節)となります。「Ki・mu」(二音節)ではありません。ちなみにキムチも「Ki・mu・chi」ではなく「Kim・chi」と発音するのです。このように音節の終わりにも子音が来る場合に下の子音部分を使います。と言っても常に子音で終わるわけではなく、母音で終わる場合には下の子音部分には何も書きません。
では、日本語の「あ、い、う、え、お」にあたる音のときは子音がないのだから上の子音部分にも何も書かないのかというと、そうではなく「○」という記号を埋めておきます。文字のバランスが悪くなるからでしょうか。子音に関しては後でお話します。ここでは母音と子音の配置を覚えてください。
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はじめに 日本人にとって一番簡単な外国語
第0章 ハングルってなに?
第1章 日本でも韓国でも発音が同じ単語
第2章 日韓文法の共通点
第3章 ハングルの読み方
第4章 超基本単語
第5章 簡単な会話
第6章 日韓漢字変換法則
第7章 文章を組み立てよう
第8章 実践練習
第9章 おわりに
おまけ 韓国語なんでもQ&A
コラム 日本におけるハングルの諸事情
トップページ ハングル講座~韓国語を学ぼう~