前章を読まれた皆さんは、すでに韓日辞典を引かずに、また記憶する努力をせずに、かなりの単語の(意味)が分かるようになっているはずです。ここまで来ると、そろそろきちんとした(文章)を作りたくなりますよね。文章を作るには何が(必要)でしょうか――。一番(重要)なのは述語ですね。
「…は~に――を」で終わってしまうと文章になりません。逆に述語さえあれば「~です」だけでも文章として成り立つのです。しかし、「~です」や「~します」はすでに第5章第1節でお話しましたが、「…は~です」「…を~します」だけでは(会話)として面白みに欠けると思います。
そこで、この章では会話を面白くするための語尾を(紹介)します。またまた(余談)ですが、こうして話を進めていくあいだにも漢字単語がたくさん出てきますね。カッコでくくって示した単語は、前章を読めば初めて見るのに大方意味が推測できてしまうと思われるものです。カッコばかりで少し読みにくかったでしょうか。すみません。
さて、前置きはこの程度にして本題に入りましょう。今度は単語を覚えていただきます。決して数は多くないので落ち着いて読んでください。もうこれ以上覚えられないという方は「ふ~ん、韓国語とはこういうものか」と、軽く読み流してくださっても結構です。
どうしても韓国語を使う必要に迫られていないのであれば、韓国語とはどのような言語なのかを知っておくだけでも充分価値のあることだと思います。また、例文にはなるべく漢字単語を使うようにしたので、余裕があれば第6章でお話した漢字変換法則の実用例としても注目してみてください。
韓国語の語尾を全部挙げればきりがないので、使用頻度の高い言葉10個に絞りましょう。「~ですね」「~のですか?」「~しましょうか?」「~しますよ」「~でしょう」「~して、…」「~ですが、…」「~しましょう」「~してみます」「~しなければなりません」を解説することにしましょう。
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はじめに 日本人にとって一番簡単な外国語
第0章 ハングルってなに?
第1章 日本でも韓国でも発音が同じ単語
第2章 日韓文法の共通点
第3章 ハングルの読み方
第4章 超基本単語
第5章 簡単な会話
第6章 日韓漢字変換法則
第7章 文章を組み立てよう
第8章 実践練習
第9章 おわりに
おまけ 韓国語なんでもQ&A
コラム 日本におけるハングルの諸事情
トップページ ハングル講座~韓国語を学ぼう~