ここで問題なのは「いくつ正解したか」ではなく、「なぜこんなに似ているのか」ということです。もうおわかりでしょうが、上で示した例はすべて漢字を使った単語ですね。
韓国でも日本と同様に漢字単語を使うのですが韓国人の頭にはどうも「漢字=日本」という意識が染み付いているらしく、戦後(韓国側から見れば「解放後」なのだが…)日本の影響を排除しようということで元は漢字だった単語も全部ハングルで書くことになったようです。
どちらかと言えば「漢字=中国」だと思うのですが、理屈で考える問題ではないのでしょうね――。
少々余計なことまで書いてしまいましたが、いくら発音が似ているとは言え、すべてがさきほどの例のようにほとんどそのまま、というわけではありません。
何も知らなければ全然予想もつかない単語の方がはるかに多いのですが、その推測法については『第6章.日韓漢字変換法則』で説明します。
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はじめに 日本人にとって一番簡単な外国語
第0章 ハングルってなに?
第1章 日本でも韓国でも発音が同じ単語
第2章 日韓文法の共通点
第3章 ハングルの読み方
第4章 超基本単語
第5章 簡単な会話
第6章 日韓漢字変換法則
第7章 文章を組み立てよう
第8章 実践練習
第9章 おわりに
おまけ 韓国語なんでもQ&A
コラム 日本におけるハングルの諸事情
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